現在JPBA女子ポイントランキング1位を走る近藤菜帆が、10月8、9日に大阪府のラウンドワンスタジアム堺中央環状店で開催される『ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING 2026(グラチャン2026)JPBA決勝大会』を欠場することを明らかにした。大会前日となる7日、自身のXで発表した。
近藤は「大事なお知らせ&お詫び」として、ギリギリまで治療を続けながら出場を目指していたものの、炎症がひどく、現在は私生活にも支障をきたすほど身体に痛みを抱えていると説明。「現在ランキング1位ということもあり苦渋の決断ではありましたが、このような判断となりました」と、欠場を決断した胸中を明かした。
今季の近藤はA公認大会すべてで1桁順位を記録するなど、安定した成績を残してきた。それだけに今回のグラチャンも自身の記録、そして目標を考える上で重要な一戦だったという。「今年、A公認の大会は全て1桁順位でしたので今回で自身の記録としても目標としても悔しい気持ちでいっぱいです」と無念さをにじませている。
直近の「ちゃおちゃおハウス女子プロボウリングトーナメント」でも、万全とはいえない状態ながら3位に入った。近藤自身も「こんな体でちゃおちゃおボウリング大会3位という結果で終われたのは応援してくださる皆様のおかげです」と振り返っており、痛みを抱えながらもトップ争いを続けていたことがうかがえる。
グラチャンのレギュラー部門は、全国12会場で行われた予選ラウンドを突破した女子90名が出場予定。姫路麗、名和秋、松永裕美、寺下智香、安藤瞳、中島瑞葵ら実力者が集結し、優勝賞金150万円と公式タイトルを争う。その舞台から、現在ランキングトップを走る近藤が離脱することになった。
欠場はランキング争いという点でも小さくない。今大会の女子レギュラー部門優勝者には800ポイントが与えられるだけに、シーズン終盤を迎える中でランキング1位の近藤がポイントを加算できない一戦となる。
近藤は現地での応援を予定していたファンやスポンサーに謝罪するとともに、「また、笑顔で全力投球で輝けるように今の自分としっかり向き合っていきます」とコメント。まずは身体の回復を優先し、再びレーンに立つことを目指す。
年間ランキング1位を走りながら下した、グラチャン欠場という苦渋の決断。近藤の不在は、大会の優勝争いだけでなく、今後の女子年間ランキング争いにも影響を与えることになりそうだ。