愛知県稲沢市の稲沢グランドボウルで10月31日、『第48回STORMジャパンオープンボウリング選手権』が開幕した。大会初日は男子4人チーム戦が行われ、各選手3ゲーム、チーム合計12ゲームによる成績が発表された。Aシフトでは『片手投げの逸材たち』が2,788ピン、チームアベレージ232.33を記録してトップに立った。さらに、同チームのアマチュア選手・塚越翔太が第1ゲームでパーフェクトを達成し、大会の幕開けを華やかに飾った。
今大会は10月31日から11月3日までの4日間にわたり開催され、男女合計1,296人が参加予定。男子216チーム864人、女子108チーム432人が出場し、プロとアマチュアが同じ舞台で競い合う国内最大級のボウリング大会だ。賞金総額は1,800万円で、男子マスターズの優勝賞金は250万円、女子クイーンズは220万円となっている。
初日の男子チーム戦はA・Bの2シフトに分かれて実施。4人がそれぞれ3ゲームを投球し、合計12ゲームのスコアで順位を争う。チーム全員の安定感に加え、個々の選手がどれだけ高得点を記録できるかが結果を大きく左右する競技で、開始直後からハイスコアが続出した。
Aシフトで首位に立った『片手投げの逸材たち』は、塚越翔太、石川裕大と、JPBA59期の坂本就馬、61期の宮澤拓哉で構成されるチーム。4人で合計2,788ピンを記録し、同シフト2位の『沼田流』に102ピン差をつけた。チーム全体のアベレージは232点を超え、抜群のスタートを切った。
特に存在感を示したのが塚越だ。第1ゲームで12連続ストライクを決め、300点満点のパーフェクトを達成。続く第2ゲームは225点、第3ゲームでは286点を記録し、3ゲーム合計811ピン、アベレージ270.33という圧巻の成績を残した。チームの合計スコアの約3割を一人で稼ぎ出し、首位発進の原動力となった。
宮澤拓哉も235点、258点、234点と3ゲームすべてで230点以上を記録し、合計727ピンをマーク。坂本就馬は632ピン、石川裕大は618ピンを積み上げた。塚越の爆発力に加えて宮澤の安定した投球が光り、4人の合計スコアを大きく押し上げる結果となった。
Aシフト2位の『沼田流』は、沼田一輝、渡邊楓と、JPBA64期の熊沢颯、62期の積田蒼生で構成され、合計2,686ピン、アベレージ223.83を記録した。渡邊が739ピン、沼田が723ピン、熊沢が694ピンをマークするなど、こちらも複数の選手が高いスコアを残した。
3位には『キヨ爺さんと仲間達』が2,643ピンで続いた。JPBA26期の宮崎淳が727ピン、62期の島田卓也が706ピンを記録し、アマチュアの田中清隆が649ピン、稲垣誠久が561ピンを積み上げた。4位は『We are 95,96世代』の2,624ピン、5位には『頑張麗IIII』が2,616ピンで入った。
『We are 95,96世代』では、JPBA61期の斎藤祐太が第1ゲームで279点を記録したほか、高橋陸が3ゲーム合計719ピンをマーク。『頑張麗IIII』ではJPBA63期の山中麗が236点、237点、246点と安定したスコアを重ね、合計719ピンを記録した。
また、大会初日からパーフェクトが相次いだことも大きな話題となった。JPBAの大会記録によると、塚越翔太に加えて、望月瞭、JPBA56期の松田力也がAシフト第1ゲームで300点を達成。さらに第2ゲームでは小俣純之介もパーフェクトを記録し、早くも4人の300点達成者が誕生した。
ジャパンオープンでは、チーム戦に続いてダブルス戦、シングルス戦が行われ、各選手の合計9ゲームによるオールエベンツの成績が男子マスターズ進出争いにつながる。男子は11月1日にシングルス戦、2日にマスターズ予選、3日に準決勝と決勝を実施する予定となっている。
大会初日から複数のパーフェクトが飛び出すなど、ハイレベルな戦いで幕を開けたジャパンオープン2026。チーム戦で好スタートを切った選手たちが、その勢いをダブルス戦やシングルス戦でも維持できるのか。国内外のプロ・アマチュアが集う大舞台は、開幕直後から熱気を帯びている。