MKチャリティカップ女子予選Aシフト。緒方彩音がプロ2年目で首位奪取!

緒方彩音 写真:BOWLSTAR

MKチャリティカップ女子予選Aシフト前半が9月11日、京都で行われ、プロ2年目の緒方彩音がAシフトの首位に立った。緒方は第1ゲームでいきなり276ピンをたたき出し、会場を沸かせた。その後も247ピン、221ピン、236ピン、221ピンと安定したスコアを記録し、5ゲーム合計で1201ピンをマーク。序盤からリズムに乗り、落ち着いた試合運びでAシフトトップを守った。

Aシフトの上位は、2位に霜出佳奈、3位に新舎菜々美が続き、僅差で競り合っている。霜出はベテランらしい安定感を見せ、新舎も粘り強い投球で得点を重ねた。実力者がそろう中、緒方の堂々としたトップ奪取は、大会全体に新鮮なインパクトを与えている。

一方、Bシフトのランキングを含めた女子予選前半全体では、中島瑞葵が合計1,250ピンでトップに立っている。Bシフトでは、2位に寺下智香、3位に金子萌夏がつけており、Aシフトトップの緒方は全体では2位となる。各シフトの上位選手が接戦を繰り広げる中、Aシフトでの緒方の安定感と勢いは特に際立っている。

緒方は2023年にプロ入りした新進気鋭のボウラーで、今大会でも若さと勢いを武器に安定した戦いを見せている。特に第1ゲームのビッグスコアを皮切りに、大きく崩れることなく200ピンを超える安定感を発揮した点が評価される。プロ2年目ながら、ベテラン勢に引けを取らない落ち着いた試合運びは、大きな成長を感じさせる。

SNSでも緒方の活躍は話題となっている。X(旧Twitter)上では「緒方選手の勢いがすごい」「安定感のある投球に驚いた」「これからがますます楽しみ」といった声が寄せられ、ファンからの注目度が一段と高まっている。

予選はまだ前半を終えた段階であり、後半戦の成績次第で順位が大きく入れ替わる可能性もある。緒方や霜出、新舎、中島、寺下、金子をはじめ、上位を狙う実力者たちが追い上げを図る中、若手の挑戦がベテラン勢にどう立ち向かうのか、今後の展開に期待が集まる。

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