日本ボウリング場協会は敬老の日を前に、毎年恒例となる「長寿ボウラー番付」を発表した。この番付は、ボウリングを月に1回以上楽しむアクティブシニアを対象にまとめたもので、男性は80歳以上、女性は75歳以上、夫婦編は合計年齢150歳以上が条件となる。今年は男性編・女性編で計9,892名、夫婦編は823組(1,646名)が発表された。
取り組みは1996年に始まり、当初はわずか100名程度だった登録者が、2024年には延べ11,000人を突破した。登録者数は毎年増加を続けており、全国のボウリング場で「健康づくり」をテーマにしたレッスンやキャンペーンが行われていることが背景にあるとみられる。
日本ボウリング場協会は「この番付を通じて、ボウリングで“からだの健康づくり”“仲間づくり”“生きがいづくり”を実現してほしい」とコメントしている。75歳以上の高齢者人口は2,000万人を超え、2024年には65歳以上が全人口の35%を占めている。ボウリングはプロスポーツでありながら、生涯スポーツとして高齢者に広く親しまれている。
「長寿ボウラー番付」は加盟する全国のボウリング場にポスターとして掲示され、番付に掲載された全員には認定証が贈呈される。詳細は日本ボウリング場協会の公式サイトでも確認できる。