斎藤祐太がドリスタカップ2025初優勝!61期生がランキング争いを席巻

ドリスタカップJPBAプレイヤーズドリームマッチ2025 写真:BOWLSTAR

9月18日から20日にかけて開催された『ドリスタカップJPBAプレイヤーズドリームマッチ2025』は、斎藤祐太(61期生・ボウルスター)が安里秀策(59期生・コロナワールド)との優勝決定戦を制し、公式戦初優勝を飾った。歓喜の初タイトル獲得となった。

決勝ラウンドをシード14位で通過した斎藤は、決勝トーナメントを無敗で勝ち上がり、ステップラダー1位の座を守り抜いて決勝へ進出。最後は安里との一騎打ちを制し、見事に初戴冠を果たした。

今大会を制した斎藤は「ファイナルボス」の異名を持ち、所属先ボウルスターのイベントでは優勝者が挑戦するラストバトルで立ちはだかる強敵として知られる。その圧倒的な勝負強さが、今大会のマッチゲームでも存分に発揮された。

準優勝の安里は、敗者ゾーンから勝ち上がり、ステップラダー4位通過で決勝へ進出。斎藤に挑んだが、前節のMKチャリティカップに続いて惜しくもタイトルには届かず、悔しい準優勝となった。

また、今大会の結果により年間ポイントランキングの行方も注目される。ステップラダー上位4名のうち3名を占めたのは勢いに乗る61期生勢。優勝の斎藤を筆頭に、3位の内藤広人(キャニオンボウル/ソシオジャパン)、4位の藤永北斗(N&K Co.,Ltd/STEEL SPORTS)が揃って上位進出を果たした。さらに、ポイントランキング首位を走る宮澤拓哉(パークレーン高崎/上武大学/サンブリッジ)も61期生であり、同期同士の激しい競り合いが続いている。

一方、59期生も存在感を発揮。準優勝の安里に加え、前節で安里と激戦を繰り広げた坂本就馬(永山コパボウル)がランキング上位につけ、世代間の戦いはますます熾烈さを増している。さらに、ベテラン勢の追い上げも期待され、今シーズン後半戦は一層目が離せない展開となりそうだ。

次節の男子公式戦は「ラウンドワン グランドチャンピオンシップ2025」。その前には後半戦出場権を懸けたシーズントライアルが行われる。こちらも大事な一戦となるだけに注目が集まる。

さらに来週9月27日からは女子公式戦「2025山梨オープンレディス」が開幕。男子の熱戦に負けない戦いが期待される。

男子も女子も、ボウリングシーズンはいよいよ佳境。週末ごとに熱戦が繰り広げられ、ファンを熱くさせる展開が続きそうだ。

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