ライアン・バーンズが2025年の『Harry Golden PBA Rookie of the Year(PBAハリー・ゴールデン最優秀新人賞)』に輝いた。テキサス州デントン出身のバーンズは、今季PBAツアーで新人ながら大きなインパクトを残し、選手とメディアによる投票で82%という圧倒的な支持を獲得。カム・クロウ、ダレン・オン、ヘイデン・スティッピッチといった候補を抑えて新人王を手にした。
バーンズはルーキーとして史上最高額となる113,502ドル(約1,700万円)を獲得し、ポイントランキングでも新人トップの1万2,188ポイントを記録。現行システムになって初めて、ルーキーとしてプレーオフ進出を果たす快挙を成し遂げた。シーズンではトップ5入り3回、トップ10入り4回を記録し、特にメジャー大会「PBAプレーヤーズチャンピオンシップ」での準優勝が光った。
父はPBA殿堂入りボウラーのクリス・バーンズで、彼も1998年に同賞を受賞しており、親子でのルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞は史上初となる。ライアンは「父と同じ賞を手にできたことは特別だ」と喜びを語った。
バーンズは「まずはタイトルを獲得し、ランキングでトップ10入りを目指したい」と来季への意欲を示している。今後の成長と活躍が大いに期待される新星だ。