石田万音が山梨レディース制覇!HI-SP契約選手が表彰台を独占

HI-SP(ハイ・スポーツ社)

山梨県甲斐市のダイトースターレーンで9月28日、『2025山梨レディースプロボウリングトーナメント』の決勝戦が行われ、石田万音(55期生/アルゴセブン)が見事優勝を飾った。準決勝、決勝を通じて安定した投球を披露し、今季初、通算6勝目のタイトルを手にした。

決勝戦では近藤菜帆(55期生/ALSOK愛知株式会社)との一騎打ちとなり、石田が201ピンをマーク。近藤も195ピンで食い下がったが、石田の勢いを止めることはできなかった。さらに第3位には秋光楓(47期生/StarLike・アイビーボウル越谷)が入り、表彰台を独占したのは全員HI-SP契約の選手という結果になった。

公式結果によれば、優勝者には賞金80万円と山梨県産ワインや高級ボールなどの副賞が贈られ、準優勝の近藤には40万円、第3位の秋光には20万円が授与された。序盤から注目を集めた今大会は、短期決戦ならではの緊張感と一投ごとの駆け引きが光る展開となり、観客を大いに沸かせた。

今回の大会ではトップ3をHI-SP(ハイ・スポーツ社)契約選手が占めるという珍しい結果となり、用品契約によるサポート体制や用具の信頼性が大きな役割を果たしたといえる。プロの戦いはレーンコンディションの影響が大きいだけに、用具と技術の融合が勝敗を分ける場面も少なくない。

山梨レディースを制した石田万音の勝利は、彼女自身のキャリアをさらに押し上げるとともに、HI-SPの存在感を強く印象づけるものとなった。今後のツアーでも、この3選手を中心とした活躍に注目が集まる。

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