JPBA女子プロボウラーの大仲純怜が、自身のYouTubeチャンネル「いりすぅMovie Show」でHI-SP ROTOGRIP社の最新ボール『アルティメットレッカー(ULTIMATE WRECKER)』を紹介し、ボウリングファンの間で注目を集めている。大仲プロは動画の中で、ボールの特徴や使用シーンをわかりやすく解説し、実際の投球映像を交えながら丁寧に説明している。
『アルティメットレッカー』は、走りが非常に良く、手前のオイルゾーンをスムーズに抜けていくのが特徴。フックの勾配(角度)がそこまで強くなく、コントロール性に優れている点が魅力とされる。大仲プロは「後半戦で使うボール」と紹介しているが、オイルが少なめのコンディションでは前半からでも外側ラインで使用できる可能性があるとコメントした。
さらに、このボールは非対称コアを採用しており、ファールライン付近から滑らかに軌道を描き始める。そのため、後半のゲームでレーンが遅くなり、内側から投げる場合でもしっかりとポケット方向に向かう安定感があるという。AIコア技術の採用により、ピンアクションも非常に良く、ストライク率の高さが期待できるモデルに仕上がっている。
動画内では、大仲プロが「技術的な専門用語をなるべく使わず、初心者にも理解できる言葉で説明する」ことを意識している点も印象的だ。ボウリングを始めたばかりの視聴者でも、どんなレーンコンディションで、どのように使うと効果的なのかが明確にイメージできる内容となっている。実際、コメント欄では「説明がわかりやすい」「実際に投げてみたくなった」といった声が多く寄せられている。
動画を通じて最新ボールの性能だけでなく、競技者としての知見や実践的なアドバイスを発信し続ける大仲純怜。今後のレビューやトーナメントでの使用にも、さらなる注目が集まりそうだ。