両腕骨折の大けがから約1週間。PWBAスター選手、ダリア・パヨンクが10月14日(日本時間)に自身のFacebookを更新し、現在の回復状況を報告した。投稿によると、幸いにも手術もギプスも必要なく、腕を吊るスリングも使用していないという。「それが良いニュース」と前向きなメッセージを添えた一方で、「骨はまだ完全には癒えておらず、腕をまっすぐに伸ばすこともできない。日によって痛みも違う」と現状の厳しさも明かしている。
彼女はまた、「最も難しいのは忍耐を学ぶこと、そしてこの事故を起こしてしまったという罪悪感と向き合うこと」と率直に心情を吐露。プロとしての責任感と、突然のアクシデントに対する葛藤がにじむ内容だった。
次回のレントゲン検査は来週予定されており、「“順調に回復している、リハビリを始めよう”という言葉を聞けることを願っている」とコメント。復帰への一歩を慎重に踏み出す姿勢を見せた。
PWBAツアー屈指の実力者として知られるパヨンクは、これまで数々の国際大会で輝かしい成績を残してきた。今回のケガで一時離脱を余儀なくされたが、世界中のファンからは「焦らず戻ってきてほしい」「あなたの笑顔がまた見たい」といった応援の声が寄せられている。
一日一日を大切に。彼女の回復の歩みを、ボウリング界全体が見守っている。