アメリカ・リノで開催中の『2025世界シニアボウリング選手権大会』で、日本代表が快挙を達成した。グランドシニア男子シングルス部門で、日本勢が見事に表彰台を独占したのだ。
優勝を果たしたのは松原聡(平均220.2ピン)。持ち前の安定感と終盤の集中力で世界の強豪を抑え、堂々の金メダルを獲得。2位には梅田久徳(平均214.3ピン)、3位には川島徹(平均211.8ピン)が続き、日本チームがTOP3を完全制覇する圧巻の結果となった。もう一人の代表、菊川隆行も56位でフィニッシュし、チームとして存在感を示した。
一方、シニア男子シングルスでは、袖之昭が28位と日本勢最高位に入り、井岡聖一が37位、松岡富綱が61位、谷昌樹が75位でそれぞれ健闘。世界屈指のレベルの中で粘り強い戦いを見せた。
また、グランドシニア女子シングルスでは、鳥谷部エイ子が11位、柳川穂波が15位、吉田由美子が16位と、上位に複数名が食い込む好成績を収めた。奥享子も28位でフィニッシュし、安定したチーム力を印象づけた。
なお、シニア女子シングルスの結果はまだ発表されていない。日本チームのさらなる躍進に期待が高まっている。