ネバダ州リノのナショナル・ボウリング・スタジアムで開催されている2025年IBF世界シニア選手権で、オールエベンツのメダルセレモニーが行われ、日本の梅田久徳選手が男子グランドシニア部門で金メダルを獲得した。各種目で安定したスコアを重ね、世界のトップシニアボウラーを抑えての堂々たる優勝となった。
今大会のオールエベンツは、シングルス・ダブルス・チーム戦の総合成績によって順位が決まる。梅田選手はどの種目でも安定した投球を見せ、特にチーム戦では冷静な判断と正確なリリースが光った。日本代表チームの士気を大いに高める結果となった。
さらに、女子シニア部門では鈴木英子、柳川穂波、鳥谷部エイ子の3選手がそろって好成績を収め、マスターズ戦のベスト8へ進出。男子では梅田選手も同じくベスト8に名を連ね、日本勢4名が最終日の戦いに挑むこととなった。
大会は23日に最終日を迎え、マスターズ戦で今大会の王者が決まる。梅田選手をはじめとする日本代表の快進撃に、国内外から注目が集まっている。