2026 PBAツアーで前代未聞のアクシデントが発生した。アメリカ・ペンシルベニア州で開催中の『PBAノーム・デューク・オープン』で大規模な停電が発生し、大会が一時中断を余儀なくされた。
停電が起きたのは予選ラウンド中。会場となったラッキー・ストライク・シンキングスプリングの照明やレーン設備が使用できなくなり、競技続行が不可能な状況となった。選手たちは投球を中断し、主催者は復旧作業とスケジュール調整に追われる事態となった。
PBAツアーは世界最高峰のプロボウリングツアーとして知られているが、試合中に大規模停電で競技が中断されるケースは極めて異例。SNS上では会場が暗闇に包まれた様子も話題となり、多くのファンや選手から驚きの声が上がった。
今大会は2026年から新設されたノーム・デューク・オープン。PBAツアー40勝、メジャー7勝を誇るレジェンド、ノーム・デュークの名を冠した記念すべき第1回大会として注目を集めている。大会にはEJタケット、アンソニー・シモンセン、カイル・トループらトップスターが出場しており、シーズン終盤戦の重要なポイント争いの舞台でもある。
停電発生時点では、前週にPBAワールドチャンピオンシップ4連覇を達成したEJタケットが好位置につけており、今季2勝目へ向けて順調なスタートを切っていた。タケットは予選ラウンドで好スコアを重ね、各スクワッドの上位争いを演じている。
大会主催者はその後、競技を再開するためスケジュールを調整。幸いにも大会自体の中止には至らず、選手たちは再びレーンへ戻ることとなった。しかし、世界最高峰の舞台で発生した突然の停電は、大会関係者や選手たちに大きな混乱をもたらした。
ボウリングではレーンマシンやスコアシステムなど多くの設備が電力に依存している。今回のアクシデントは、トップレベルの大会であっても予期せぬトラブルが勝負に影響を与えることを改めて示す出来事となった。