6月27日、『中日杯2026東海オープン ボウリングトーナメント』は大会2日目を迎え、男女予選後半5ゲームが行われた。2日間・計10ゲームにわたる予選が終了し、最終日の準決勝へ進出する選手が出そろった。
女子は初日から首位を走っていた53期生の中島瑞葵(フリー/ABS)が、その勢いを最後まで維持。予選後半も安定したスコアを重ね、2位に170ピン以上の大差をつけて予選トップ通過を果たした。10ゲームを通じて他を寄せ付けない内容で、優勝へ向けて絶好の位置につけている。
予選2位には地元・東名ボール所属のアマチュア梶田愛子、3位には56期生の井﨑寛菜(勝田パークボウル)が続いた。プロ・アマが入り混じるハイレベルな戦いの中、それぞれが存在感を示し、最終日の戦いへ駒を進めた。
男子は49期生の川添奨太(ハイ・スポーツ社)が予選後半で一気に首位へ浮上。2位に80ピン差をつける安定したボウリングで予選トップ通過を決めた。2位には上田晋也(フリー)、初日首位だった53期生の平岡勇人(ラウンドワンジャパン/HI-SP)は3位で予選を終え、男子も実力者が上位に名を連ねている。
28日の最終日は、男女とも準決勝5ゲームを実施。予選10ゲームとの通算15ゲームで上位12名が決勝へ進出し、東海オープンならではの「グループラウンドロビン」が行われる。
この決勝ラウンドは、12名を4人ずつ3グループに分けて総当たり戦を行う独自のフォーマットを採用。ここで注目したいのは、準決勝まで積み重ねたスコアが決勝には持ち越されず、全選手がゼロからスタートする点だ。予選を170ピン差で独走した中島や、男子トップ通過の川添も、そのアドバンテージはリセットされる。
さらに、各グループ1位の3名に加え、グループ2位以下で最も多くポイントを獲得した1名(ワイルドカード)の計4名だけが決勝シュートアウトへ進出。わずか4ゲームで優勝が決まるため、一瞬の流れや勢いが勝敗を左右する。予選順位だけでは優勝を占えない点も、東海オープンならではの大きな見どころと言える。
最終日は準決勝からグループラウンドロビン、シュートアウト、そして優勝決定戦までが一日で行われる。予選を圧倒した中島がそのまま頂点まで駆け上がるのか、それともゼロスタートの決勝で新たな主役が誕生するのか。東海オープンはいよいよクライマックスを迎える。