「ボウリングが好きなのに苦しかった」 金子萌夏、悲願の初優勝に涙

金子萌夏 写真:公式Xアカウント

7月10日・11日に兵庫県・神戸六甲ボウルで行われた『第42回六甲クイーンズオープントーナメント』で悲願のツアー初優勝を果たした金子萌夏(55期・相模原パークレーンズ)が、大会後に自身のInstagramを更新し、初タイトル獲得への思いをつづった。

今大会の金子は、初日の予選10ゲームを2370ピン、アベレージ237で首位通過。最終日のラウンドロビンでも安定した戦いを見せると、ポジションマッチでは石田万音(55期・アルゴセブン/ハイ・スポーツ社)との直接対決を279対225で制し、トップシードの座を守り抜いた。

迎えた優勝決定戦でも相手は再び石田。55期生同士による注目の頂上決戦を制した金子は、プロ入り4年目にして待望のツアー初優勝を成し遂げた。

大会後、金子はInstagramで「念願の初優勝です」と喜びを表現しながらも、「優勝できた今でも、正直まだ夢みたいな気持ちです」と率直な胸の内を明かした。

一方で、ここまでの道のりは決して平坦なものではなかったという。「結果が出ずに苦しんだことも、自分を見失いそうになったことも何度もありました」と振り返り、「周りの期待に応えられない自分が悔しくて、ボウリングが好きなのに苦しく感じる日もありました」と、苦悩の日々があったことを告白した。

それでも競技を続けることができた理由について、金子は「どんな時も応援してくださる皆さまの存在があったから」と感謝の思いをつづっている。「嬉しい時は一緒に喜んでくださり、苦しい時は変わらず声をかけてくださる皆さまに何度も支えられました」と振り返り、「この優勝は私一人の力ではなく、皆さまと一緒につかみ取った優勝だと思っています」と語った。

5月の『Glicoセブンティーンアイス杯』では予選トップ通過から準優勝。続く六甲クイーンズでも初日から首位を守り続け、ついに悲願の初タイトルを獲得した。金子は「今まで自分に自信を持てずにいましたが、この優勝が少しだけ前を向くきっかけになりました」とし、「これからも感謝の気持ちを忘れず、一歩ずつ成長していきます」と新たな決意を示した。

また、投稿の最後には、大会を主催した株式会社サザンモール六甲をはじめ、神戸六甲ボウルや大会運営に携わった関係者へ感謝を表明。「素晴らしい環境の中でプレーできたこと、そして多くの方々のご尽力があって大会が無事に開催されたことに、心より感謝申し上げます」とつづり、「選手としてこの舞台に立てたことをとても幸せに思います」と締めくくった。

苦しい時期を乗り越え、ついにつかんだ初優勝。六甲での歓喜を胸に、金子萌夏の新たなキャリアがここから始まる。

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