米バージニア州コビントンのボウラー、ジョシュ・アングリンさんが、連続ボウリング時間のギネス世界記録を更新した。勤務先でもあるサンダーアレイ・ボウリングセンターで135時間を超える投球を続け、597ゲーム目に従来の記録を上回った。
アングリンさんは約6日間にわたる挑戦で600ゲーム以上を消化し、推定4万5,000本のピンを倒した。睡眠時間は合計でわずか約5時間だったという。記録達成の瞬間には家族や友人が見守り、会場ではアングリンさんの名前を呼ぶ歓声が上がった。
極限状態での挑戦は決して順調ではなかった。終盤には本人が幻覚を見始めていたと友人たちが話すほど疲労が蓄積し、何度も心が折れそうになったという。それでもアングリンさんは、「どれだけ本気で欲しいのか」という自問を繰り返し、最後まで投げ続けた。
今回の挑戦は、アングリンさんと上司で友人でもあるキャメロン・フライさんとの会話がきっかけだった。2人で挑戦できる企画を探していた際に世界記録を知り、アングリンさんが挑戦を決意。フライさんも当初から全面的に支援したという。
母親のキム・マリンズさんも挑戦中を通して息子を見守り、記録達成が近づいた最後の1時間には感情を抑えきれない様子を見せた。アングリンさんは達成後、喜びや興奮、満足感など「さまざまな感情が入り混じっている」と心境を語った。
さらに、自身の記録が誰かの励みになることを願い、「心を決めて取り組めば、どんなことでも成し遂げられる」とメッセージを送った。体力と精神力の限界に挑み続けた約6日間の投球は、地元ボウリング界に新たな歴史を刻んだ。