JPBA男子プロの笹田泰裕が、令和8年熊本地震の被災地を支援するため、新作グッズを活用したチャリティー活動を開始した。
今回販売するのは、笹田が先日『Fantasista』という企画で製作した新作のタオルとキャップ。ちょうどこのタイミングで商品が手元に届いたことから、「何かできることはないか」と考え、売上の一部を被災地支援として寄付することを決めた。タオルのほか、スネークアイ、セブンテン、ササダバーンの3種類のキャップが用意され、いずれも数量限定での販売となる。
今回の活動を始める大きなきっかけとなったのが、笹田が「大変尊敬している」と語る熊本県出身のJPBA男子プロ日置秀一と、その家族の被災だった。
笹田はボウリング・エージェントに寄せたメッセージで、日置の家族が今回の地震で被災し、自宅もほぼ全壊の状態だと聞いたことを明かしている。身近なボウリング仲間が深刻な被害を受けていることを知り、自分にも何かできることはないかと考えるようになったという。
また、日置自身がこれまでさまざまなチャリティー活動を続けてきたことも、笹田の背中を押した。これまで多くの人を支えてきた日置やその家族が大変な状況にあるからこそ、「今度は自分たちが少しでも支える番ではないか」という思いで今回の活動を始めたとしている。
笹田が目指しているのは、一度限りの支援ではない。寄付先を一つに限定するのではなく、自身のできる範囲で少しずつ支援を続けていく考えで、これまでに熊本県をはじめ、公益社団法人日本プロボウリング協会(JPBA)の募金活動、一般社団法人熊本県こども食堂ネットワークへの寄付・協力を行っている。
そして笹田が今回の活動で大切にしているのは、自身が寄付することだけではない。自らの活動を発信することで、熊本で支援を行っている団体や取り組みを一人でも多くの人に知ってもらい、そこからさらに新たな支援へつながることを願っている。
「金額の大きさだけではなく、私の活動や発信をきっかけに、こうした支援先や活動を知ってくださる方が少しでも増え、さらに支援の輪が広がってくれればと思っています」
熊本地震の発生後、ボウリング界ではプロやアマチュア、ボウリング場など、それぞれの立場から支援の動きが続いている。尊敬する日置とその家族の被災を知り、「今度は自分たちが支える番」と動き出した笹田。その思いと行動もまた、ボウリング界から熊本へ広がる支援の輪の一つとなっている。