世界で輝いた16年間に幕。ジェニー・ウェグナー、32歳でスウェーデン代表引退

ジェニー・ウェグナー 写真:スウェーデンボウリング協会

スウェーデン女子ボウリング界を長年けん引してきたジェニー・ウェグナーが、32歳で同国代表から退くことを決断した。スウェーデンボウリング協会が8月21日に発表した。世界選手権や欧州選手権で数々のメダルを獲得してきた名選手が、代表としてのキャリアに区切りをつける。

ウェグナーは代表引退にあたり、「スウェーデン代表のユニフォームを着ることができたのは光栄でした」とコメント。今後は家族をはじめ、ボウリング以外のことにもより多くの時間を使っていく考えを明かしている。

代表としての歩みは10代から始まった。2010年にフランス・サン=マクシマンで開催されたジュニア欧州選手権で初めてスウェーデン代表として出場し、いきなり4つの金メダルを獲得。2014年にはベルリンで行われた欧州選手権でシニアの国際大会デビューを果たした。

その後はスウェーデンを代表する女子ボウラーとして国際舞台で活躍。シニアでは世界選手権で3個、欧州選手権では16個ものメダルを獲得し、そのうち欧州選手権では6個の金メダルを手にしている。

キャリアを象徴する大きなタイトルの一つが、2019年に米ラスベガスで行われた世界選手権だ。ウェグナーはヨセフィン・ヘルマンソンとペアを組み、女子ダブルスで世界一に輝いた。

さらに2022年にはオーストラリアで開催されたワールドカップでスウェーデンの団体優勝に貢献。同年にデンマーク・オールボーで開催された欧州選手権では、出場した6種目すべてでメダルを獲得する圧巻の成績を残し、トリオでは金メダルを獲得した。

国内でも実績を残しており、スウェーデン・エリート選手権では3度の優勝を経験。直近では2024年にタイトルを獲得している。

ジュニア時代から16年にわたり、スウェーデンのユニフォームを背負って世界の舞台を戦ってきたウェグナー。スウェーデンボウリング協会は、8月22日にヘルシンボリで開催されている「ストーム・ラッキー・ラーセン・マスターズ」の会場で、ウェグナーを称えるセレモニーを行う予定だ。

32歳で代表としてのキャリアには別れを告げることになったが、今回発表されているのはあくまでスウェーデン代表からの引退。長年にわたって世界のトップレベルで戦い続けてきたウェグナーが、今後どのような形でボウリングと関わっていくのかにも注目が集まる。

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