『第26回北海道オープンプロアマボウリングトーナメント』は8月23日、北海道札幌市の総合レジャーサンコーボウルで大会最終日が行われ、14歳のアマチュアボウラー下地良佳が優勝した。プロ50人を含む217人が出場した大会の頂点に立ち、北海道オープン史上最年少優勝という快挙を成し遂げた。
大会最終日は、前日の予選成績を持ち込まないゼロスタートで実施された。準々決勝6ゲームを経て上位32人が準決勝へ進み、その結果をもとに16人による決勝トーナメントを実施。下地は準決勝を1位で通過し、第1シードとして3回戦からトーナメントに登場した。
最初の相手は江川司。下地はプロとの一発勝負でも落ち着いた投球を見せ、236-222で勝利した。準決勝では勝ち上がった橋本旺典と対戦。ここではさらにスコアを伸ばして244-197と大差をつけ、優勝決定戦への切符を手にした。
反対側の準決勝では、久冨木広が井口遼太を246-235で下して決勝へ進出。大会のタイトルを懸け、14歳の下地とプロの久冨木が最後の一戦でぶつかることになった。
迎えた優勝決定戦でも下地は勢いを失わなかった。久冨木が201だったのに対し、下地は準決勝に続いて265をマーク。265-201の64ピン差で勝利し、第26回北海道オープンのチャンピオンに輝いた。決勝トーナメントでは江川プロを破り、橋本との準決勝を圧倒すると、最後は久冨木プロも撃破。14歳とは思えない勝負強さでタイトルをつかんだ。
優勝後のインタビューでは、217人の頂点に立った現在の心境を聞かれ、「優勝できて嬉しいです」と喜びを語った。また、今大会では兄弟そろって決勝トーナメントへ進出しており、普段から互いをどのような存在として見ているかとの質問には、「ライバルという認識です」と答えている。
前日の予選からアマチュア勢の活躍が目立った今回の北海道オープン。その大会を締めくくったのは、わずか14歳の新チャンピオンだった。プロを含む217人が集まった舞台で勝ち抜き、下地良佳が大会史上最年少優勝という新たな記録を打ち立てた。