米ユタ州シーダーシティで、ボウリング場に乗用車が2度にわたって突っ込む事件が発生した。建物は大きな損傷を受け、被害額は最大13万ドル(約1,950万円)に上るとみられている。事故当時、施設内には利用者や従業員がいたものの、幸いにも負傷者は報告されていない。
事件が起きたのは10月16日午後11時43分ごろ。現場はシーダーシティ唯一のボウリング場『Cedar Bowling Center(シーダー・ボウリング・センター)』で、警察は建物の北側に車が衝突したとの通報を受けて出動した。
警察の調べによると、車はボウリング場の壁に衝突した後、いったんバックし、再び建物に突っ込んだという。現場の防犯カメラにも一連の行動が記録されており、警察は故意に衝突した可能性が高いと判断している。
運転していたのは40歳の女で、器物損壊や危険運転の疑いで逮捕された。女は事故後、念のため病院に搬送され、診察を受けた後に拘置施設へ移送された。
捜査資料によると、女は事件前に別の車の運転手と会話していたとみられ、その車が立ち去ろうとした際にボウリング場の壁に向かって加速したという。また、警察官に対して何らかのトラブルを示唆する発言をしていたものの、衝突が故意だったかどうかについては説明が一貫していなかったとされる。
今回の事件では、車が建物内部にまで突っ込んだことで大きな構造的損傷が生じた。シーダーシティで唯一のボウリング場が被害を受けたことになるが、施設の営業への影響や復旧に必要な期間については明らかになっていない。
利用者がいる時間帯に発生した今回の事件は、一歩間違えば重大な人的被害につながりかねないものだった。負傷者が出なかったことは不幸中の幸いだが、地域のボウリング施設が受けた被害は大きく、今後の復旧状況が注目される。