開業54年のボウリング場が閉店!マンボウ金沢店・高岡店が営業終了

マンボウ高岡店

石川県金沢市のボウリング場『マンボウ金沢店』が、10月20日をもって閉店した。運営会社の経営状況が悪化し、事業継続が困難になったためで、富山県高岡市の『マンボウ高岡店』も同日、営業を終了した。長年にわたって北陸地域のボウリングファンに親しまれてきた施設が、突然の閉店を迎えることとなった。

運営会社の「加藤企業」などが債権者や取引先に送付した通知によると、同社は「今後の事業継続が不可能な事態に至った」と説明。10月20日付ですべての業務を停止し、裁判所への自己破産申立てに向けた準備を進めるとしている。現時点では破産手続きの開始が決定したわけではなく、今後の裁判所への申立てなどが焦点となる。

マンボウ金沢店は、1972年8月に『百万石グランドボウル』としてオープンした歴史あるボウリング場だ。金沢市諸江町中丁に位置し、ワンフロアに40レーンを備える大型施設として、地域のボウリング文化を支えてきた。開業から約54年、幅広い世代の利用者が訪れてきた場所が、その歴史に幕を下ろした。

同店では一般利用だけでなく、学生向けの料金設定やジュニア向けのサービス、複数ゲームを楽しめるパック料金なども設けられていた。家族や友人とのレジャーから日常的なボウリングまで、さまざまな利用者に対応してきた施設だけに、閉店は地域のボウラーにとって大きな出来事となる。

一方、富山県高岡市北島にあるマンボウ高岡店も閉店した。石川県と富山県にまたがる2店舗が同時に営業を終了したことで、これまで両施設を利用してきたボウラーや大会関係者への影響も懸念される。

なお、同じ「マンボウ」の名称を使用する石川県小松市の『マンボウ小松店』については、営業を継続している。今回の閉店対象は金沢店と高岡店であり、マンボウの全店舗が営業を終了したわけではない。

近年、全国各地で歴史あるボウリング場の閉店が相次ぐ中、今回も半世紀以上の歴史を持つ施設が姿を消すことになった。マンボウ金沢店と高岡店の閉店後の施設利用や、今後の運営体制などについては、引き続き動向が注目される。

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