女子ボウリング界最高峰メジャー『2026 USBC Queens』は予選ラウンド3まで終了し、計15ゲームの戦いが完了。日本勢では寺下智香、近藤菜帆、石田万音の3選手が見事に予選を突破し、決勝マッチプレー進出を決めた。
予選は上位63名のみが通過できる過酷なサバイバル戦。その中で、日本勢が複数名勝ち残る結果となった。
最上位で突破したのは寺下智香。アベレージ229.67で15位に入り、安定したスコアメイクで世界トップクラス相手に存在感を示した。近藤菜帆は48位で通過。アベレージ219.93を記録し、長丁場の予選を粘り強く戦い抜いた。また、石田万音は予選終盤で踏ん張りを見せ、52位で決勝進出。アベレージ219.33をマークし、厳しいボーダー争いを勝ち抜いた。
決勝トーナメントからは、ダブルイリミネーション方式による1対1のマッチプレーがスタート。敗者側からでも勝ち上がれるチャンスはあるものの、2敗した時点で敗退となる。
近藤はブリアナ・ロジャース、石田はエミリー・エックホフとの対戦が決定した。そして、日本勢の中でも最も大きな注目を集めるカードとなったのが、寺下智香 vs ヴェリティ・クロウリーだ。
クロウリーはイングランドを代表する世界的トップボウラーで、PWBAタイトルを2度獲得。2021年の『PWBA Greater Nashville Open』、2023年の『Grand Rapids Classic』を制している。さらに2025年には『PWBA Tour Championship』準優勝を果たすなど、近年の女子ボウリング界を代表する実力者の一人として知られている。
また、欧州ユース選手権金メダル、Team Englandとしての国際実績も豊富で、2024年には英国テンピンボウリング殿堂入りも果たした。近年はSNSやYouTubeなどを通じた発信力でも人気を集めており、世界的知名度を誇るスター選手だ。
そんな世界トップクラスとの直接対決に挑む寺下。USBC Queensという最高峰メジャーで、日本勢がどこまで勝ち上がれるのか、大きな注目が集まっている。