女子プロボウリング界の夏を彩る関西公式戦2連戦が、いよいよ幕を開ける。
7月10日・11日に兵庫県・神戸六甲ボウルで開催される『第42回六甲クィーンズオープントーナメント』を皮切りに、7月22日から24日には大阪・アルゴボウルで『大岡産業レディース[THE OPEN]トーナメント2026』が開催される。タイトルを目指す選手たちが、それぞれの思いを胸に関西の地へ集結する。

六甲クィーンズ、連覇と悲願を懸けた戦い
関西シリーズ初戦となる六甲クィーンズでは、多くの見どころが揃う。
まず注目されるのは、大会連覇を狙う久保田彩花(48期・相模原パークレーンズ)だ。昨年は安定した戦いで頂点に立ち、今年も関西での強さを証明できるか注目が集まる。
そして、地元ファンの期待を背負うのが寺下智香(47期・神戸六甲ボウル/サンブリッジ)だ。
北海道を拠点としていた2019年に六甲クィーンズを制した寺下は、現在は関西へ拠点を移し、所属センターで今大会を迎える。ホームで悲願の優勝を飾ることができるのか。地元の声援を背に挑む一投一投に、大きな注目が集まる。
さらに、若手の中心として活躍を続ける石田万音(55期・アルゴセブン/ハイ・スポーツ社)にも期待がかかる。現在通算8勝を挙げており、大台となる10勝へ向けて勢いをつけたいところ。関西2連戦でどこまで勝利を積み重ねられるかも見どころの一つだ。
関西シリーズの主導権を握るのは誰なのか。まずは六甲クィーンズで、熱い戦いの火ぶたが切られる。

舞台は大阪へ 大岡産業レディースで迎える第2戦
六甲クィーンズの熱戦から約2週間。戦いの舞台は大阪・アルゴボウルへ移り、『大岡産業レディース[THE OPEN]トーナメント2026』が開催される。
昨年は久保田が優勝し、六甲クィーンズとの関西2連勝を達成。相性抜群の関西シリーズで、今年もその強さを発揮できるか注目される。
六甲では寺下がホームで悲願を懸ける。そして舞台が大阪へ移れば、今度は石田が所属センターで歓喜の瞬間を目指す。関西2連戦は、それぞれの「ホーム」に懸ける思いが交錯するシリーズでもある。
現在通算8勝の石田にとって、10勝の大台へ向けて弾みをつけたい重要な一戦となる。地元ファンの声援を力に、ホームでのタイトル獲得を狙う。
また、昨年3位の中島瑞葵(53期・フリー/ABS)も復活優勝を目指す一人だ。再びタイトル戦線の中心へ返り咲くきっかけをつかめるか、その戦いぶりにも注目が集まる。
さらに昨年は、久保田と幸木百合菜による相模原パークレーンズ勢のワンツーフィニッシュが話題となった。今年もチームとしての層の厚さを見せることができるのか、その戦いにも期待が高まっている。

関西2連戦がシーズン後半戦の行方を占う
連覇を狙う王者、ホームで悲願達成を目指す選手、節目の記録へ挑む若手、そして復活を誓う実力者たち。それぞれの思いが交錯する関西女子公式戦2連戦は、シーズン後半戦の流れを占う重要なシリーズとなる。
まずは六甲クィーンズで誰が勢いをつかむのか。そして、その流れを大岡産業レディースへつなげるのは誰なのか。各大会で生まれる結果が、今後の女子ツアー全体にも大きな影響を与えることになりそうだ。
7月の関西シリーズでは、タイトル争いだけでなく、ホーム開催に懸ける思いや節目の記録への挑戦など、多くのドラマが待っている。女子プロボウリング界の後半戦を占う熱戦が、いよいよ幕を開ける。