韓国プロボウリング協会(KPBA)が主催する『第5回安東カップ国際オープンボウリング大会』の本戦が8月22日にスタートし、日本勢がいきなり存在感を見せた。Aグループ前半5ゲームを終え、JPBA男子プロの“BOWL STARファイナルボス”斎藤祐太がアベレージ253.4の圧巻のスコアで首位に立った。女子では坂倉凜が3位につけ、日本勢2人がトップ3に入る好スタートを切っている。
斎藤は第1ゲームから246をマークすると、続く第2ゲームでは268。第3ゲームこそ219だったものの、第4ゲームで244と再びスコアを伸ばした。そして圧巻だったのが最終第5ゲーム。290のビッグゲームを叩き出し、246、268、219、244、290の5ゲーム合計1,267、アベレージ253.4を記録した。
2位につけたKPBAのムン・ハヨンは1,224。斎藤は43ピン差をつけてAグループのトップに立っており、韓国の強豪が集まる国際大会で最高のスタートを切った。
そして、日本女子勢で絶好調なのが坂倉だ。225、200、195と前半3ゲームをまとめると、第4ゲームで279をマーク。さらに第5ゲームでは斎藤と同じ290を叩き出し、一気に順位を押し上げた。
女子選手に適用される1ゲーム6ピンのハンディキャップを含め、5ゲーム合計1,219でAグループ3位。スクラッチのアベレージでも237.8を記録しており、後半2ゲームだけで569という爆発力を見せた。
一方、Aグループに出場した他の日本勢にとっては苦しい初日となった。菊田樹が1,079で24位。前回のKPBA大会で活躍を見せた中島瑞葵は、第3ゲームで268をマークしたものの、187、162、268、178、204の合計999で49位となった。
松本栞菜は52位、井﨑寛菜は53位。松本は第3ゲームで235、第4ゲームで216、井﨑も第2、第3ゲームで211、215を記録したが、上位進出に向けては23日の後半5ゲームでの巻き返しが必要となる。
Aグループ55選手の中で、斎藤が首位、坂倉が3位という鮮烈なスタートを切った日本勢。特に斎藤は5ゲームで1,267という圧倒的なスコアを叩き出し、韓国の大舞台で“ビッグボス”の存在感を見せつけた。
本戦は23日にも5ゲームが行われ、2日間計10ゲームの成績で準決勝進出者が決まる。首位を走る斎藤、上位につける坂倉がどこまでスコアを伸ばすのか。そして初日に苦戦した日本勢が巻き返せるのか、2日目の戦いにも注目が集まる。