韓国・龍仁(ヨンイン)で開催された『第28回DSD三湖コリアンカップ国際オープンボウリング大会』は9月7日に最終日を迎え、米国のPBAプロ、デビッド・クロールが優勝した。メキシコのアルトゥーロ・キンテロとの優勝決定戦を237対197で制し、優勝賞金6,000万ウォン(約640万円)を手にした。
9月3日から7日までボルトピアで開催された今大会には、17カ国から約400人が参加。韓国のトップ選手をはじめ、PBAやJPBAなど世界各国から実力者が集結し、高額賞金を懸けた国際大会で頂点を争った。
準決勝エリミネーションを勝ち抜いた6人によるテレビファイナルでは、3人ずつ2グループに分かれてシュートアウトを実施。各グループの勝者が優勝決定戦へ進むフォーマットで行われた。
クロールは第1グループで205をマークし、韓国のイ・ジョンシク(193)、キム・ヨンファン(172)を上回ってファイナル進出。一方のキンテロは、PBAのクリス・ヴィア、韓国のイム・スンウォンとの第2グループを突破し、米国対メキシコによるタイトルマッチが実現した。
優勝決定戦ではクロールが立ち上がりからダブルを決め、早い段階で主導権を握った。その後もキンテロに流れを渡さず、40ピン差で決着。今季PBAツアーポイントランキング7位につける実力者が、韓国の大舞台でもその強さを証明した。
日本からも多数のJPBAプロが参戦し、予選では斎藤祐太、井口遼太、大久保雄矢、藤永北斗、石田万音らが準決勝エリミネーションへ進出。中でも大久保はC組の前半5ゲームを41位で折り返しながら、後半に大きくスコアを伸ばして最終3位まで浮上する追い上げを見せた。石田も同組11位で突破するなど、日本勢が存在感を示した。
しかし、3ゲーム2勝先取による直接対決となった準決勝エリミネーションでは、日本勢はテレビファイナル進出に届かなかった。最終的に残った6人は米国、メキシコ、韓国の選手となり、その頂点をクロールがつかみ取った。
世界各国の選手が集結した三湖コリアンカップ。PBAツアーでも上位を争うクロールがシュートアウトから勝ち上がり、韓国で大きな国際タイトルを獲得する結果となった。