PWBA(全米女子プロボウリング協会)の『ツインシティーズ・リージョナル』が9月13日、米ミネソタ州イーガンのシーダーベール・レーンズで開催され、サマー・ジャスミンが優勝。決勝でキャスリーン・アデアを214-190で破り、PWBAリージョナル通算4勝目を挙げた。
ジャスミンは8ゲームの予選で1,770ピン、アベレージ221を記録して首位通過。上位4人によるステップラダーではトップシードに入り、優勝決定戦で勝ち上がってくる選手を待つ形となった。
決勝の相手となったのは、PWBAで初めてステップラダー進出を果たした第2シードのアデア。準決勝でアンナ・ワーケルを221-189で下し、ジャスミンとのタイトルマッチへ駒を進めた。
優勝決定戦では両者とも序盤にオープンフレームを記録。アデアが第2フレームで2-8-10のスプリットを残すと、ジャスミンもダブルの直後となる第3フレームで7番ピンをスペアできなかった。その後は両者がダブルを決め、試合中盤まで接戦が続いた。
流れが変わったのは第6フレーム。アデアが3-6-9-10をカバーできず、この試合2度目のオープンとなった。ジャスミンは第7、第8フレームでダブルを決めてリードを広げる。追いかけるアデアは第8フレームでストライクを決めたものの、第9フレームで2番ピンを残し、逆転の可能性はほぼ消滅した。
最終的にジャスミンが214-190で勝利し、PWBAリージョナル通算4勝目を達成。優勝賞金2,100ドルを獲得するとともに、12月に開催される「PWBAリージョナル・ショーダウン」への出場権も手にした。準優勝のアデアには1,050ドルが贈られた。
今回の優勝はジャスミンにとって節目のタイトルでもある。初めてPWBAリージョナルを制したのは2016年の「PWBAダイヤモンド・ジョー・ミッドウェスト・オープン」。当時、PWBAとUSBCの殿堂入りを果たしているリズ・ジョンソンを破って初タイトルを獲得しており、それからちょうど10年を経て4度目の優勝を成し遂げた。
ジャスミンは今回の勝利について、「自分が以前とは違うボウラーになったように感じています。すべてにおいて少し自信がつきました。忍耐強く続けてきたことや練習が報われたと思います」とコメントした。
ここ数週間はけがに加え、スペアにも苦しんでいたという。それでも今大会では、自分が快適に投げられるだけの余裕を作ることを意識。「正しい選択ができました。今日はスペアで苦戦しましたし、ここ数週間はけがによる問題もありましたが、それを乗り越えることができました。全体的には一日を通して本当に良い投球ができました」と振り返っている。
ジャスミンがPWBAリージョナル・ショーダウンへ進むのは2年連続。昨年は14位に終わったが、今年は過去の経験にとらわれず、目の前で起きているレーン変化を信じながら戦うことを課題に挙げた。
また、自身もリージョナル大会で結果が出ない時期を経験してきたことから、挑戦を考えているボウラーに向けてもメッセージを送った。
「挑戦してみたいという気持ちがあるなら、やってみるべきだと思います。気に入ったなら続けてください。ドアをノックし続ければ、いつかそのドアは開きます」
苦しい時期を乗り越え、近年はステップラダー進出を重ねてきたジャスミン。初タイトルから10年を経て手にした4度目のリージョナルタイトルは、彼女自身が語った「挑戦し続けること」の価値を示す優勝となった。