愛知県稲沢市の稲沢グランドボウルで開催されている『第48回STORMジャパンオープンボウリング選手権』で、11月3日に女子クイーンズ準決勝が行われ、決勝ラウンドロビンに進出する上位8人が決定した。予選8ゲームと準決勝6ゲームの通算14ゲームで争われた結果、JPBA44期の小林あゆみが3,228ピン、アベレージ230.57を記録して首位に浮上。予選首位だったアマチュアの入江菜々美が3,207ピンで2位、同じくアマチュアの澤野澪が3,195ピンで3位に入り、優勝争いは混戦となっている。
クイーンズ準決勝には、11月2日の予選8ゲームを通過した上位32人が出場。6ゲームを追加し、予選からの通算14ゲームの成績によって決勝ラウンドロビン進出者を決定した。上位選手が順調にスコアを伸ばす一方、準決勝で大きく順位を上げる選手も現れ、最後まで激しい争いが繰り広げられた。
首位に立った小林あゆみは、予選を1,885ピンの2位で通過。準決勝では前半3ゲームで693ピンを獲得し、後半も256点を記録するなど650ピンを積み上げた。準決勝6ゲーム合計は1,343ピン、アベレージ223.83となり、通算3,228ピンで入江を逆転。決勝ラウンドロビンへ首位で進出した。
2位の入江菜々美は、予選8ゲームを1,887ピンで首位通過。準決勝でも220点、226点、227点と安定したスタートを切り、後半には247点を記録した。6ゲーム合計1,320ピンを加えて通算3,207ピンとなり、首位の小林とはわずか21ピン差。女子4人チーム戦で「可愛いが正義」のメンバーとして優勝した勢いを維持し、決勝進出を決めた。
3位にはアマチュアの澤野澪が通算3,195ピンで入った。準決勝前半は636ピンだったものの、後半3ゲームでは244点、265点、189点を記録して698ピンを獲得。6ゲーム合計1,334ピンを積み上げ、予選3位から順位を維持した。首位の小林との差は33ピン、2位の入江との差も12ピンと、上位3人が僅差で並んでいる。
大きく順位を上げたのが、JPBA53期の幸木百合菜だ。予選では1,760ピンの13位だったが、準決勝前半に707ピン、後半も726ピンを記録。6ゲーム合計1,433ピン、アベレージ238.83という出場選手中トップの準決勝スコアをマークし、通算3,193ピンで4位に浮上した。3位の澤野とはわずか2ピン差となっている。
5位にはJPBA56期の井﨑寛菜が通算3,156ピンで入り、予選10位から順位を上げた。準決勝では1,376ピン、アベレージ229.33を記録し、安定した投球で決勝進出を確保。6位には同じく56期の太琳華が3,103ピンで続き、予選8位から2つ順位を上げた。
7位にはアマチュアの関根井文音が3,087ピンで入った。予選17位からのスタートだったが、準決勝では1,337ピンを記録。特に第5ゲームで267点をマークするなど、後半の追い上げによって決勝進出圏内に浮上した。
最後の8位には、海外から参戦しているアマチュアのマリア・ホセ・ロドリゲスが通算3,065ピンで入り、決勝ラウンドロビンへの切符を獲得した。準決勝6ゲームでは1,255ピンを記録し、予選6位から8位となったものの、上位8人に踏みとどまった。
JPBAが発表した女子クイーンズ準決勝、通算14ゲーム終了時点の決勝ラウンドロビン進出者8人は以下の通り。
1位:小林あゆみ(44期)3,228ピン
2位:入江菜々美(アマ)3,207ピン
3位:澤野澪(アマ)3,195ピン
4位:幸木百合菜(53期)3,193ピン
5位:井﨑寛菜(56期)3,156ピン
6位:太琳華(56期)3,103ピン
7位:関根井文音(アマ)3,087ピン
8位:マリア・ホセ・ロドリゲス(アマで登録)3,065ピン
決勝ラウンドロビンに進出した8人の内訳は、プロ4人、アマチュア4人となった。首位の小林あゆみから4位の幸木百合菜まではわずか35ピン差で、優勝争いは予断を許さない状況だ。
特に注目されるのは、首位の小林を追うアマチュア勢の存在だ。入江と澤野が2位、3位に並び、関根井も予選17位から7位へ浮上するなど、プロ選手と互角の戦いを見せている。一方、準決勝で最も高いスコアを記録した幸木も、首位まで35ピン差に迫っており、決勝でのさらなる順位変動が期待される。
大会最終日を迎えたジャパンオープン2026は、この後、決勝ラウンドロビンとステップラダーによって女子クイーンズの頂点が決定する。プロとアマチュアが4人ずつ進出する今大会で、最後に栄冠を手にするのは誰なのか。注目の最終決戦が幕を開ける。