11月3日に愛知県稲沢市の稲沢グランドボウルで閉幕した「第48回STORMジャパンオープンボウリング選手権」で、女子クイーンズ最終19位となったJPBAプロ霜出佳奈が、自身のXを更新し、大会を振り返った。用品契約を結ぶハイ・スポーツ社が特別協賛する大会ということもあり、好成績を目指して臨んだものの、決勝ラウンドロビン進出を逃した悔しさや、試合中に感じた課題について率直な思いを明かした。
霜出は「クイーンズ19位で大会を終了しました。応援ありがとうございました」とファンへの感謝を伝えたうえで、ハイ・スポーツ社が特別協賛する大会だったことに言及。「良い成績を残したい!」と強い意気込みを持っていたものの、期待していた結果には届かず、悔しさをにじませた。
今大会の女子クイーンズは、予選8ゲームを勝ち抜いた上位32名が準決勝に進出し、さらに上位8名が決勝ラウンドロビンへ進む方式で行われた。霜出は予選を突破して準決勝に進出し、最終19位で大会を終えた。
本人によると、準決勝の前半では決勝ラウンドロビン進出が視野に入る位置まで順位を上げていたという。しかし、その後の展開について「冷静さが欠けて手放しました」と振り返り、重要な場面で思うような投球ができなかったことを反省した。
試合後も、ボールを通すラインやスピード、回転軸などについて考え続けているという。「もっとこうしたらどうだっただろう」「このラインをこのスピード感と軸で」と、さまざまな可能性を振り返りながらも、練習でできることを本番で発揮できなければ意味がないという厳しい言葉を自身に向けた。
また、今回の大会でチームを組んだ実希プロ、潤子さん、優衣への感謝も表明した。チーム戦では思うようにスコアを伸ばせなかったことについて「終始全然打てなくて、本当に申し訳ない」と謝罪し、ともに戦った仲間への思いをつづっている。
さらに、大会期間中には体調を崩す場面もあったことを明かした。周囲に心配をかけたことを謝るとともに、年齢を重ねる中で感じる身体の不調と向き合い、今後は大会に万全の状態で臨めるようにしたいという考えを示した。
今回の投稿で特に印象的なのが「練習ではできて当たり前。試合でできなきゃ何も意味ない」という言葉だ。練習で身につけた技術を試合で再現する難しさに加え、勝負どころで積極的に攻める判断と、冷静にゲームを進める判断の両方が必要であることを改めて実感したという。
一方で、霜出は「ボウリングってやればやるだけ面白い」ともコメントしている。思い通りにいかなかった試合を振り返りながらも、競技の奥深さや難しさに向き合う姿勢は変わっていない。悔しさの中にも、さらに技術を磨きたいという前向きな気持ちがうかがえる。
次の公式戦までは少し時間が空くことから、今回の大会で浮かび上がった課題を見直し、練習に取り組む予定だという。今季の公式戦は残り3試合となり、「1試合1試合、後悔のないように」と決意を新たにした。
契約先が特別協賛するジャパンオープンで、目標としていた決勝ラウンドロビン進出には届かなかった霜出佳奈。しかし、準決勝での悔しさや体調面の課題を隠さずに明かし、残るシーズンに向けて改善を誓った。今回の経験をどのように次の試合へつなげていくのか、今後の投球に注目したい。