11月14日に大阪府堺市のラウンドワンスタジアム堺中央環状店で開催される『ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING 2026 FINAL』に向け、全6部門の対戦組み合わせを決める抽選会が行われた。抽選会ではJPBA、JAPAN BOWLING、NBFの3団体から予選を勝ち抜いた代表選手たちの対戦カードが決定し、司会を務めたJPBA男子プロの正田晃也が、各部門で注目する選手を発表した。
正田が選んだのは、男子レギュラーの藤村隆史、女子レギュラーの中島瑞葵、男子アクティブジェネレーションの坂田重徳、女子アクティブジェネレーションの村田和子、男子グランドジェネレーションの藤村重定、女子グランドジェネレーションの加藤八千代という6人。全員がJPBA所属のプロボウラーで、正田はプロ勢による全6部門制覇にも期待を寄せた。
今大会は年齢制限のないレギュラー部門、50歳以上のアクティブジェネレーション部門、65歳以上のグランドジェネレーション部門を男女それぞれで実施する。出場選手は合計132名で、レギュラーとアクティブジェネレーションは各団体8名、グランドジェネレーションは各団体6名が参加。予選では3団体の代表選手が1名ずつ同じ組に入り、3ゲームの合計スコアでトップとなった選手が決勝トーナメントへ進出する。
レギュラー部門の優勝賞金は男女それぞれ400万円。正田は抽選会で、過去2年間のレギュラー部門では男女ともプロボウラーが優勝できていないことに触れ、JPBA勢にとって重要な大会になると強調した。
男子レギュラー部門では、JAPAN BOWLINGの全日本選手権優勝者、NHK杯優勝者、国民スポーツ大会優勝者が同じ組に入る注目の対戦カードが実現した。正田もこの組み合わせを全6部門の中で最も注目するカードとして挙げ、実績ある選手たちの直接対決に期待を示した。
また、2026年のJPBA決勝大会で優勝した榎大成にも注目が集まる。榎は2025年のファイナルでも男子レギュラー部門を制しており、2連覇が懸かる大会となる。正田もその実力を評価し、どのような戦いを見せるのか注目していると語った。
一方、正田が男子レギュラー部門の優勝候補として選んだのは藤村隆史だった。同じコロナワールドに所属する選手であることに加え、父親の藤村重定も男子グランドジェネレーション部門に出場することから、親子でのタイトル獲得という特別な結果に期待しているという。
女子レギュラー部門では、中島瑞葵を優勝候補に挙げた。中島は先日の大会で2年ぶりの優勝を果たしており、正田はその勢いを評価。グラチャンで3度目の優勝を飾り、優勝賞金400万円を獲得する可能性に期待を寄せた。
女子の組み合わせでは、JAPAN BOWLINGの入江菜々美、NBFの山本奈々、JPBAの坂倉凛が同じ組に入ったことも話題となった。さらに、堀井春花や松尾星伽といったプロ選手も有力アマチュアと対戦することになり、実力が拮抗した激戦が予想される。
男子アクティブジェネレーション部門で正田が注目したのは坂田重徳だ。坂田は2027年6月にラウンドワンを定年退職する予定で、ラウンドワンジャパン所属として臨む最後のグラチャンとなる。正田は坂田の熱いプレーに期待するとともに、節目の大会での優勝を願った。
女子アクティブジェネレーション部門では村田和子を選出した。村田は過去3大会連続で準優勝という成績を残しており、正田は今回こそ優勝をつかんでほしいと期待。4度目の挑戦で悲願のタイトル獲得となるかが注目される。
男子グランドジェネレーション部門では、83歳の藤村重定を優勝候補に挙げた。大会の4日後に84歳の誕生日を迎える藤村は、今大会でも現役選手として出場する。正田は息子の藤村隆史との親子優勝が実現することを期待しており、世代を超えた特別な瞬間が生まれる可能性に注目している。
女子グランドジェネレーション部門では、加藤八千代を選んだ。加藤はプロ通算17勝の実績を持ち、正田は今回のような対戦形式での勝負強さを高く評価。斎藤志乃ぶら実績豊富な選手が出場する中でも、加藤の経験と勝負強さが発揮されると予想した。
正田が選んだ6人はすべてJPBA所属であり、実現すればプロ勢による全6部門制覇となる。正田は過去の大会でもJPBA勢が全6部門を制したことがあると紹介し、久々の完全制覇への期待を語った。
また、大会公式Xでは、全6部門の優勝者を予想するプレゼント企画も実施される。正解者の中から抽選で1名に、ファイナル優勝者6名の寄せ書き色紙が贈られる予定で、正解者がいなかった場合も応募者の中から抽選が行われる。応募締め切りは大会当日の午前0時となっている。
11月14日のファイナルは入場無料で、会場への入退場も自由。試合の模様はYouTubeのJPBA TOURNAMENTチャンネルでも配信される予定だ。3団体の代表選手が激突する今年のグラチャンで、JPBA勢は優勝賞金400万円のレギュラー部門を奪還できるのか。そして、正田が期待する藤村親子の同時優勝や、ベテラン選手たちの悲願達成が実現するのか、最終決戦に注目が集まる。