マーシャル・ケントが激闘制す。シモンセンとのロールオフを制し今季2勝目

マーシャル・ケント 写真:nohughes@pba.com/提供:Media Valet

PBAノーム・デューク・オープンで、マーシャル・ケントが劇的な優勝を飾った。決勝ではアンソニー・シモンセンとの激闘にもつれ込み、最後はロールオフを制して今季2勝目を手にした。

ケントとシモンセンといえば、2024年のPBAトーナメント・オブ・チャンピオンズ決勝でも対戦し、ケントがメジャータイトル初制覇を果たした因縁のカードとして知られる。今回のノーム・デューク・オープン決勝でも再び両者が顔を合わせることとなった。

決勝はレース・トゥ・ツー方式で行われたが、先手を取ったのはシモンセンだった。第1ゲームで244-203と快勝し、タイトルに王手をかける。しかしケントは第2ゲームで粘りを見せる。4-9スプリット、さらに4-10スプリットという難しいスペアを立て続けにカバーすると、中盤以降にストライクを重ねて主導権を奪取。終盤には3-10スプリットも成功させ、223-210で勝利して勝負をロールオフへ持ち込んだ。

勝敗を決めるロールオフでは、ケントが1投目からストライク。対するシモンセンはスペアにとどまり、最後もケントがストライクを重ねて決着をつけた。大舞台で再びシモンセンを退けたケントは、2026年シーズン2勝目とともに優勝賞金4万ドル、そして大会名にもなっているレジェンド、ノーム・デュークの名を冠したトロフィーを獲得した。

大会はペンシルベニア州で開催され、予選期間中には停電による競技中断というハプニングも発生したが、最終的には無事に決勝まで実施された。そんな波乱の大会を締めくくったのは、勝負どころで驚異的なスペアメークを見せたマーシャル・ケントだった。

今季のPBAツアーではEJタケット、アンソニー・シモンセンらトップ選手が激しいタイトル争いを繰り広げている。その中でケントもシーズン2勝目を挙げ、年間争いへ向けて大きな一歩を踏み出した。

ニュースを受け取る