マレーシア・サラワクで開催中の『2026IBF世界ユースボウリング選手権大会』で、ジュニアチームUSAがシングルス種目で大きな存在感を示した。女子2名、男子1名の計3選手がシングルス準決勝進出を決め、少なくとも銅メダル以上を確定させた。
メダルラウンド進出を果たしたのは、女子のケイトリン・アビガニア、ジアナ・ブランドリーノ、そして男子のランディン・ジョーダン。いずれもマッチプレーを勝ち抜き、7月6日に行われるシングルス準決勝・決勝へ駒を進めた。
女子ではアビガニアとブランドリーノが、ガールズ・シングルスのマッチプレー・グループBでともに5勝2敗を記録。アビガニアは7ゲーム合計1439ピン、アベレージ205.6でグループ1位、ブランドリーノは合計1537ピン、アベレージ219.6で同2位に入り、そろってメダルラウンド進出を決めた。
男子ではジョーダンがボーイズ・シングルスのマッチプレー・グループAで4勝3敗。序盤2連敗からの苦しいスタートとなったが、そこから4勝を重ねて2位に入り、準決勝進出をつかみ取った。7ゲーム合計は1596ピン、アベレージ228.0。勝負どころで276、245などのビッグゲームを出し、粘り強く上位に食い込んだ。
男子シングルス準決勝には、ジョーダンのほか、オーストラリアのジュリアン・ディナム、スウェーデンのエミル・スヴェンソン、ニュージーランドのベン・ペティットが進出。女子シングルス準決勝には、アビガニア、ブランドリーノに加え、シンガポールのリム・シーエン、ヘーゼル・タン・ウェイニンが名を連ねた。
女子でアメリカ勢2人がそろって準決勝に進出したことで、決勝でチームメート同士が金メダルを争う可能性も出てきた。アビガニアは、2019年世界選手権でダニエル・マキューアンとシャノン・オキーフが金メダルを争ったアメリカ勢同士の名勝負を思い出すとし、「同じような経験ができたら本当に特別」と語っている。
一方のジョーダンは、0勝2敗からの巻き返しについて「忍耐と良いショットが必要だった」と振り返り、メダルラウンドへ向けて自信を深めている。苦しい展開から勝ち上がった経験は、準決勝以降でも大きな力になりそうだ。
シングルスのメダルラウンドは7月6日に実施される予定。大会は今後、ダブルス、チーム、ミックスチームへと続き、ジュニアチームUSAがどこまでメダルを積み上げるのか注目が集まる。