韓国での悔しさから1週間、中島瑞葵がNARA OPENで優勝!

中島瑞葵 写真:公式Xアカウント

JPBA女子プロボウラーの中島瑞葵が、8月30日に奈良県大和郡山市のトドロキボウルで開催された『第12回NARA OPEN トドロキカップ』のプロ部門で優勝を果たした。決勝では緒方彩音プロを256対179で破り、久しぶりとなる優勝に「何かひとつ先に進めた気がします」と喜びを語った。

『NARA OPEN トドロキカップ』は、トドロキスポーツマネージメント株式会社が主催し、日本プロボウリング協会(JPBA)関西東地区が後援するプロ・アマ参加型の大会。今年で12回目を迎え、8月29日にプレイベント「ドリーム プロチャレ!!」、翌30日に本大会が行われた。会場となったトドロキボウルにはプロ24名、アマチュア96名が集まり、プロ部門とアマチュア部門それぞれで優勝が争われた。

本大会の予選はA、Bの2シフト制で、それぞれ6ゲームを実施。各シフトのプロ上位8名とアマチュア上位8名が決勝トーナメントへ進出した。決勝はプロ、アマそれぞれ16名によるトーナメント方式で行われ、序盤には3名によるシュートアウト、その後は1対1の1ゲームマッチで勝者を決める一発勝負のフォーマットが採用された。

その厳しい勝ち抜き戦を制したのが中島だった。決勝トーナメントでは勝負どころでスコアを伸ばし、3回戦では川添奨太プロとの一戦を232対212で突破。男子プロも参加する中で優勝決定戦まで駒を進めた。

そして迎えた決勝では、同じく勝ち上がってきた緒方彩音プロと対戦。中島は大一番で256のビッグゲームを叩き出し、179の緒方を退けて頂点に立った。男女のプロが同じトーナメントで争う中での優勝となり、中島にとって大きな一勝となった。

大会後、中島は自身のSNSで「優勝することができました!!」と報告。「本当に本当に本当に久しぶりの優勝」と喜びを爆発させ、「何かひとつ先に進めた気がします」と今回の勝利に特別な手応えを感じていることを明かした。

中島は直前に韓国で開催された「第5回安東カップ国際オープンボウリング大会」にも参戦していたが、そこでは思うような結果を残せず、「悔しいってだけじゃ言い表せない気持ちです」「たくさん経験をして強くなりたい」と胸の内を明かしていた。その悔しさを味わってから間もなく掴んだ今回の優勝だけに、「何かひとつ先に進めた」という言葉にも重みがある。

優勝を支えたボールとして中島が挙げたのは『FLEX ZONE SOLID』。「安定した動きに助けられました」と振り返っており、大一番でも信頼するボールが力を発揮したようだ。

また中島は、トドロキスポーツマネジメント株式会社とトドロキボウルの関係者に対し、「2日間たくさん素敵な経験をさせていただきました。本当にありがとうございました!」と感謝を伝えた。

大会のプロ部門では中島が優勝賞金28万円を獲得。さらに優勝副賞としてコカ・コーラ6カ月分などが贈られた。

韓国で味わった悔しさを経て、奈良で掴んだ久しぶりの頂点。「何かひとつ先に進めた」と語る中島瑞葵にとって、第12回NARA OPEN トドロキカップでの優勝は、今後の戦いにつながる大きな一歩となりそうだ。

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