JPBAプロ堀井春花コラム|忙しい毎日の中で見つける「小さな幸せ」

堀井春花 写真:ご本人提供

みなさま、こんにちは。JPBAプロボウラーの堀井春花です。突然ですが、皆さんにとって「幸せだなぁ」と感じる瞬間はどんな時ですか?

美味しいものを食べた時、旅行に行った時、ずっと欲しかったものが買えた時。家族や友人と楽しい時間を過ごしている時など、人によって「幸せ」と感じる瞬間はそれぞれだと思います。

もちろん私にもいろいろありますが、忙しい毎日を過ごしている中で改めて考えてみると、私にとっての小さな幸せは意外とシンプルなものでした。それは、「たくさん寝られること」と「好きなだけボウリングができること」です。

私は普段から睡眠をたっぷりとりたいタイプなので、次の日の予定を気にせず、目覚ましもかけずに好きなだけ眠れる日は本当に最高です。

朝、一度目が覚めても時計を見て、「まだ寝てても大丈夫なんだ」と思いながら、もう一度布団に入る。あの二度寝の瞬間は、私にとって格別な時間です。

トーナメントやチャレンジなどが続くと、どうしても毎日のスケジュールを中心に生活することになります。忙しいことはありがたいですし、たくさんの方とボウリングを通じてお会いできるのも嬉しいことです。

でも、そんな日々が続くからこそ、何も予定がない日にゆっくり眠れることが、とても贅沢な時間に感じられるのかもしれません。忙しいとついつい睡眠時間を削ってしまいますが、しっかり休むことも身体のためには大切だと思っています。

たくさん寝た次の日は気持ちもスッキリしますし、「よし、今日も頑張ろう!」という気持ちになります。何かを頑張る時間と同じくらい、きちんと休む時間も大切なんだと感じます。

そして、もう一つの小さな幸せが「好きなだけボウリングができること」です。プロボウラーというと、「毎日ボウリングしているんじゃないの?」と思われることもあります。

実際は人それぞれですが、私は毎日でも投げたいタイプです。トーナメントやチャレンジなどで投げる機会はたくさんありますが、それでも毎日ボウリングができるわけではありません。

だから何も予定がない日に、「今日は時間を気にせず、ゆっくりボウリングができるな」と思うと、それだけで嬉しくなります。自分が納得するまで投げられる時間は、私にとって大切な時間です。

気になっているところを確認したり、いろいろなことを試してみたり。時計をあまり気にせず、自分のペースでボウリングと向き合えることも、私にとっては一つの幸せなのだと思います。

とはいっても、ボウリングをしていれば楽しいことばかりではありません。思うように投げられなかったり、たくさん練習しているのになかなか結果につながらなかったり、「こんなにやっているのに、どうして?」と落ち込むことだってあります。

そんな時には、「1週間くらいボウリングを休もうかな」と思うこともあります。でも、実際に1日休んでみると、次の日には不思議とまたボウリングがしたくなっています。

昨日まであんなに悩んでいたのに、それでもまたボールを持ちたくなる。そんな時、「やっぱり私はボウリングが好きなんだな」と改めて気づかされます。

好きなことを、好きなだけできる時間。それは実は、とても贅沢なことなのかもしれません。プロボウラーという仕事をしていると、ボウリングをすることが日常になります。

でも、好きなボウリングを仕事にできているからこそ、「投げられること」を当たり前だと思わないようにしたいです。ボウリングができる環境があることも、私にとって大切な幸せの一つです。

たくさん寝られること。好きなだけボウリングができること。私にとっての幸せは、もしかしたらすごく単純なことかもしれません。

でも、大きな出来事だけが幸せなのではなく、毎日の中にある「好きなことを思いっきり楽しめる時間」に気づくことも大切なんじゃないかなと思っています。

忙しくしていると、つい次の予定や結果ばかりを考えてしまいます。だからこそ、たまには「今日、何が幸せだったかな?」と考えてみる。そうすると、意外とすぐ近くに小さな幸せが見つかるかもしれません。

私もこれから、そんな日常の小さな幸せを大切にしながら、大好きなボウリングを頑張っていこうと思います。

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