「地元熊本に優勝を届けたい」藤永北斗、地震被災地への思い胸にMK制覇

藤永北斗 写真:X公式アカウント

JPBA男子プロの藤永北斗(61期/N&K Co.,Ltd./サンブリッジ)が、『第19回MKチャリティカップ』優勝後に自身のXを更新。今季2勝目、通算6勝目を報告するとともに、地震で大きな被害を受けた故郷・熊本への強い思いを明かした。

藤永は今季、東海オープン、アントールカップ、新人戦などで悔しい結果が続いていたと振り返り、「やっと優勝することができ、本当に嬉しいです」と喜びを表現。苦しい時期を経てつかんだ今季2つ目のタイトルに、率直な思いをつづった。

しかし、今回のMKチャリティカップで藤永を突き動かしていたのは、自身のタイトルへの思いだけではなかった。藤永の地元・熊本では先日、大きな地震が発生し、多くの被害が出たことから、故郷を意識しながら大会に臨んでいたという。

藤永は投稿で「熊本の皆さんに少しでもパワーを届けたい、そして地元熊本に優勝を届けたいという強い気持ちで、最後まで投球しました」と明かした。タイトルを争う大舞台で、故郷への思いも力に変えながら最後まで投げ抜いた。

その言葉通り、今大会で藤永は圧倒的な強さを見せた。予選10ゲームを2,423ピン、AVG242.30のトップで通過すると、準決勝、決勝ラウンドロビンを経ても首位をキープ。TV決勝ステップラダーの優勝決定戦では佐藤貴啓(57期/ドリームスタジアム太田)を233-187で下し、頂点に立った。

さらに予選ではパーフェクトゲームも達成。今季は『Glicoセブンティーンアイス杯』に続く2勝目となり、通算タイトル数を6勝へ伸ばした。予選トップから最後まで走り抜き、記録とタイトルの両方を手にする大会となった。

投稿では日頃から自身を支える関係者やファンへの感謝に加え、大会を主催したMKグループ、会場のMKボウル上賀茂、特別協賛企業をはじめとする多くのスポンサーにも感謝を伝えた。「これからも皆様に喜んでいただけるような結果を出せるよう、さらに頑張ります」と今後への決意も示している。

悔しい結果が続いた時期を乗り越えてつかんだ今季2勝目。そのタイトルには、プロボウラーとしての喜びだけでなく、故郷を思う気持ちも込められていた。藤永はMKチャリティカップの頂点に立ち、最高の結果とともに熊本へ明るいニュースを届けた。

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