韓国プロボウリング(KPBA)の『2026蔚珍ズワイガニカップ全国オープンボウリング大会』が9月21日、蔚珍ボウリング場で行われ、男子個人戦ではルーキーのチェ・ウソプ(31期/Team Track)が優勝。デビューシーズン2勝目を挙げた。女子個人戦ではベテランのキム・ユミン(1期/Team PNB Woochang)が頂点に立ち、8年ぶりとなるタイトルを獲得した。
男子決勝はチェ・ウソプとチョ・ヨンビン(30期/Team Track)による同じチーム同士の対決となった。チェ・ウソプは立ち上がりから4連続ストライクを決めると、5フレームでスペアを挟み、6フレームから再びストライクを連発。そのままゲーム終了まで7連続ストライクを並べ、計11個のストライクを奪う圧巻の内容で278をマークした。
対するチョ・ヨンビンも258と高スコアを記録したが、チェ・ウソプが278-258で勝利。ルーキーイヤーに早くも2つ目のタイトルを手にした。
チェ・ウソプは試合後、チョ・ヨンビンの投球が良かったため簡単な決勝ではなかったとしながらも、同じチームの仲間だったことから大きなプレッシャーを感じることなく、自分の投球に集中できたと振り返った。ボールとレーンのマッチングも非常に良かったといい、デビューシーズン2勝を達成したことで、今後は新人賞とMVPを目指したいと意欲を示している。
準決勝ではチョ・ヨンビンが序盤の3連続ストライクを生かしてチン・サンボム(25期/Team Roto Grip)を205-193で撃破。チェ・ウソプは8個のストライクを奪い、チョ・スンヒョン(28期/ロードフィールド)を238-214で下して決勝へ進んでいた。
一方、女子個人戦ではキム・ユミンがユ・ソンヒ(13期/Team Ebonite)を197-149で破り、通算4勝目を達成した。
キム・ユミンは2、3フレームのダブルで先行。5フレームでは6-7-10スプリットとなったものの、相手にもスプリットが続いたことでリードを拡大した。さらに6フレームから8フレームまでターキーを決めて40ピン以上の差をつけ、最終的に48ピン差で勝負を決めた。
近年は負傷とリハビリの影響で思うような成績を残せなかったというキム・ユミン。今大会も難しいレーンに対して左右で異なるボールを使用して対応し、久々のタイトルにつなげた。自身にまだ競争力があることを証明できたとして、次は通算5勝目を目標に掲げている。
団体戦では男子のTeam Eboniteと女子のTeam Stormがそれぞれ今季初優勝。男子はTeam EboniteがTeam Trackとの接戦を終盤のターキーで逆転し、236-230で勝利した。女子はTeam Stormが6フレームから最後まで7連続ストライクを決め、Team Brunswickを237-204で下した。
ルーキーながら早くもシーズン2勝目を手にし、新人賞だけでなくMVPまで見据えるチェ・ウソプ。そして苦しい負傷とリハビリの期間を乗り越え、8年ぶりのタイトルをつかんだキム・ユミン。世代の異なる2人が、それぞれ大きな意味を持つ優勝を手にして『2026蔚珍ズワイガニカップ』を締めくくった。