ボウリングに再び厳しい現実…ワールドゲームズ2029も落選

ワールドゲームズ2029のロゴ

ボウリング界にとって、再び厳しい知らせとなった。2029年にドイツ・カールスルーエで開催される『ワールドゲームズ2029』の最終競技プログラムが発表され、ボウリングは実施競技に選ばれなかった。2025年の中国・成都大会に続き、2大会連続でワールドゲームズの舞台から姿を消すことになる。

国際ワールドゲームズ協会(IWGA)が発表した2029年大会のプログラムは、36競技62種目で構成される。大会は2029年7月19日から29日まで開催され、100カ国以上から約4,000人の選手が参加する予定だ。しかし、その中にボウリングの名前はなかった。

今回の結果がより残念なのは、2029年大会での復帰に望みが残されていたことだ。

今年4月に最初の31競技が発表された際、ボウリングは正式採用されなかったものの、野球・ソフトボール、ラケットボール、サンボとともに追加候補として検討が続けられていた。つまり、この時点ではまだワールドゲームズへ戻る可能性が残されていた。

しかし、最終的にその願いは届かなかった。追加競技として野球・ソフトボールからBaseball5、そしてサンボなどがプログラム入りする一方、ボウリングは選出されなかった。

ボウリングとワールドゲームズの関係は長い。1981年に米国サンタクララで開催された第1回ワールドゲームズから実施競技となり、その後も長年にわたって世界のトップボウラーが集まる国際舞台の一つとして歴史を重ねてきた。

その流れが途切れたのが2025年成都大会だった。ボウリングがプログラムから外れたことは大きな衝撃となったが、2029年大会で復帰すれば、その空白は1大会だけで終わるはずだった。しかし、今回の決定によって不在は少なくとも2大会連続となる。

さらに2029年の開催地カールスルーエは、1989年にもワールドゲームズを開催した都市だ。40年ぶりに同じ街へ大会が戻ってくる節目の大会となるが、その舞台にボウリングが戻ることは叶わなかった。

近年、世界のボウリング界では国際的な競技価値を高めるための取り組みが続けられている。オリンピック競技入りが長年の大きな目標となっている中、その重要な国際総合競技大会の一つであるワールドゲームズで2大会続けて採用されなかったという事実は重い。

2025年成都大会で姿を消し、2029年カールスルーエ大会では復帰への可能性を残しながらも、最終選考を突破できなかったボウリング。

長年立ち続けてきたワールドゲームズの舞台へ、いつ戻ることができるのか。世界のボウリング界にとって、厳しい現実を突きつけられる結果となった。

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