ボウリングアニメ『Turkey!』が街を動かす!“聖地”屋代駅に駅メロ誕生

音無麻衣 写真:BAKKEN RECORD・PONY CANON./「Turkey!」製作委員会

テレビアニメ『Turkey!』の舞台となった長野県千曲市で、ボウリングを題材にした作品の世界が放送終了後も広がり続けている。9月19日から、しなの鉄道・屋代駅で『Turkey!』のオープニングテーマ「ヒャクニチソウ」を使用した駅メロ(列車発着時音声ガイド)の放送がスタートする。

今回導入される駅メロでは、主人公・音無麻衣役を務める声優の菱川花菜による駅名アナウンスとともに、「ヒャクニチソウ」のメロディが列車到着時に流れる。屋代駅は作品の舞台となった千曲市を訪れる際の玄関口の一つであり、ファンにとって新たな『Turkey!』の“聖地”が誕生することになる。

『Turkey!』は、長野県千曲市を舞台に、ボウリング部に所属する5人の女子高生を描いたオリジナルアニメ。BAKKEN RECORDがアニメーション制作を担当し、ボウリングを物語の中心に据えた作品として、放送時からボウリングファンの間でも注目を集めてきた。

特筆すべきは、アニメの展開が作品の中だけで終わっていないことだ。千曲市では地域産品とのコラボレーションなどさまざまな取り組みが行われ、作品の舞台を実際に訪れる“聖地巡礼”も活発化。その経済効果は7,800万円弱に上るとの試算も発表されている。

さらに、オンエア終了から約1年が経過した現在も関連企画が継続しており、今回の屋代駅での駅メロ導入もその一つとなる。アニメ作品では放送終了とともに展開が落ち着いていくケースも少なくない中、『Turkey!』は現在も地域と結びつきながら存在感を維持している。

そしてボウリング界にとって注目したいのは、その中心に「ボウリング」があることだ。競技人口やボウリング場の減少が課題となる中、競技大会やプロボウラーだけではなく、アニメという異なる入り口からボウリングを知ってもらえる機会は貴重なものとなる。

『Turkey!』をきっかけに千曲市を訪れ、作品の舞台を巡り、そこから実際のボウリングにも興味を持つ。そうした新しい接点を作り出せることも、ボウリングを題材とした作品だからこそ期待できる広がりだ。

放送終了後も地域を動かし続ける『Turkey!』。屋代駅に響く主人公の声と「ヒャクニチソウ」のメロディは、アニメの人気だけでなく、ボウリングというスポーツがアニメを通じて新たな層へ届いた一つの成果とも言えそうだ。

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